本記事の内容
- SESを退職するための3つのステップ
- SESを辞めたいけど辞められない3つの理由
- SESを今スグ辞めるべき3つの理由
やりがいのない仕事やブラックな労働環境、上がる見込みのない低い年収が嫌で「SESを辞めたい」と思っていませんか?
いざ退職に向けて動き始めようと思っても、
「プロジェクトの途中で辞めてもいいのか分からない・・・」
「退職時にトラブルになってしまう気がして怖い・・・」
と不安になってしまう方も多いと思います。

この記事を読めばSESではないエンジニアとして、新たなステップを踏み出すことができます。
SESの辞め方で不安を感じている人はぜひ読んでみてくださいね。
では前置きはこのへんにして、早速はじめていきましょう。
SESを退職するための3ステップ


SES退職のステップ
- 情報を集めて退職スケジュールを決める
- 転職活動を進める
- 自社の営業担当に退職意思を伝える
①情報を集めて退職スケジュールを決める

- プロジェクトの契約期間
- 就業規則の「退職の申し出」に関する規定
プロジェクトの契約期間


プロジェクト途中で客先常駐SEが退職した場合、派遣元のSES企業には契約変更や人員補充などの手間が生じるために、トラブルになる可能性があります。
客先常駐の期間は案件によって違い、1〜3ヶ月間の案件から長いものでは1年以上の案件もあります。


なのでまずは現在関わっているプロジェクトの契約期間を調べて、適切な退職時期の目安を知ることからはじめましょう。
就業規則の「退職の申し出」に関する規則


SES企業によっては「退職する際は、3ヶ月前までに会社へ退職の申し出を行わなければならない。」というような、独自の就業規則を設けている企業もあります。
円満退社を望むのであれば就業規則に沿って退職するのがオススメです。
メモ
就業規則と法律では法律が優先されるため、「今すぐ退職したい!」と思う方は14日前までに退職の申し出をすればOKです。
②転職活動を進める


転職活動は自分で情報を集めて進めていくこともできますが、IT専門の転職エージェントを使って進めるのが効率的でオススメです。
③自社の営業担当に退職することを伝える


退職意思は「自社の営業担当」に伝えましょう。
SES企業と常駐先企業は会社間で契約を取り交わしているため、その窓口になっている営業担当から各方面に伝えてもらうのが正しい手順です。
SESを辞めたいけど辞められない3つの理由


SESを辞めにくいと感じる3つの理由とその対策法について紹介します。
SESを辞めにくいと感じる理由
- まだ契約期間が残っている
- プロジェクトがまだ完了していない
- 損害賠償がないか不安
①まだ契約期間が残っている
まず前提として、「契約期間内に退職」することは法律的になんの問題もありません。

オススメなのは、「更新時期」を待って退職すること。
SESに関する契約期間は1〜3ヶ月間がほとんどなので、転職活動と並行することなどを考えればちょうどよいスパンです。
注意ポイント
契約更新のタイミングで客先常駐SEが何も言わなければ、「勝手に自動更新する」SES企業もあることに注意。
SES企業の中には、何も言わずに客先常駐SEの契約更新を行う企業もあります。

②プロジェクトがまだ完了していない
前提として、「プロジェクト途中で退職する」ことは法律上問題ありません。

民法第627条
「期間の定めのない労働契約については、各当事者はいつでも解約の申し入れをすることができ、解約の申し入れから2週間を経過することによって終了する。」


SES以外の業種でも、プロジェクト途中での退職は普通にあります。
円満に退社できるならそれに越したことはありませんが、今すぐ辞めたければ自信を持って退職しましょう。
③損害賠償がないか不安

結論からいうと、損害賠償を支払う義務は全くありません。

- 退職の権利が法律で保証されている
- 成果物の責任は個人(常駐SE)ではなく会社(派遣元)にある
民法では2週間前に退職意思を伝えれば退職できることになっているため、雇用主は退職を拒否することができません。
民法第627条
「期間の定めのない労働契約については、各当事者はいつでも解約の申し入れをすることができ、解約の申し入れから2週間を経過することによって終了する。」
またSESに関する契約はあくまで会社間で結ばれているため、成果物の責任を客先常駐SEに負わせることはできません。

SESを今すぐ辞めるべき3つの理由

退職しようと思ったら、「もう少し続けた方がいい」とか「ここを辞めたらどこに行っても続かない」と言われました。
今すぐ辞めるべきなのか迷っています・・・

SESを今すぐ辞めるべき3つの理由
- 若い方が転職に有利
- SESではスキルが身に付かず市場価値が上がらない
- 多重請負構造で給料が頭打ち
①若い方が転職に有利
未経験からの転職は、年齢が若い方が圧倒的に有利なのは間違いありません。
無料プログラミングスクールのほとんどが受講条件に「20代まで」という年齢制限を設けているのも、20代の方がエンジニア転職に有利だからです。


②SESではスキルが身に付かず市場価値が上がらない
SESは多重下請け構造の下流工程に位置しています。
上流工程で「設計」や「要件定義」などを行うため、下流工程のSESには「誰でもできるような仕事がまわってくることが多い」構造になっています。
結果的にテストの実施や簡単なデータ入力などの業務を任せられることも多く、中には備品をひたすら梱包するだけという、もはやエンジニアでもない業務をふられるケースもあります。
下流工程を担当するSESでは開発経験が積むことが難しいため、市場価値を高めづらい労働環境になっています。

③多重請負構造で給料が頭打ち
SESの場合、勤務経験10年以上のベテランエンジニアであっても年収相場は400〜500万円くらいが相場といわれています。

SESの年収が上がりにくい理由
- 会社に搾取される
- 上流工程に搾取される
- 単価が頭打ちになる
IT人材の派遣業界において1人あたりのエンジニア単価は、1ヶ月60〜80万円くらいが相場です。
そこから会社の利益分を引くことになるので、経験豊富なベテランエンジニアでも年収が500万円くらいで頭打ちになってしまいます。

常駐先の企業としてはできるだけコストは抑えたいので、SESで年齢を重ねれば重ねるほど需要とのミスマッチが大きくなるという負のループに。
SES企業としても、派遣先が見つからず待機しているだけの社員は無駄なコストでしかありません。

そこから転職先を見つけようにも、それまで開発経験があまりないため転職も絶望的です。
SESを退職するなら退職エージェントを使ってみるのもオススメ


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